#17 逸見輝羊さん

https://youtu.be/tcJyi-IOKVg

1970〜80年代、日本演劇に激震を走らせたつかこうへいの言葉と方法論を、弟子として最も近い距離で浴び続け、その創作の現場を内側から生きてきた人物です。

俳優として、そして後に演出家として数多くのつか作品に関わるなかで逸見さんは、過剰な言葉が放たれる理由、極限まで俳優を追い込む稽古の意味、理屈を超えて感情が噴き出す瞬間がいかにして立ち上がるのかを、現場で体感し続けてきました。それは作品を「整える」演出ではなく、つかこうへいの言葉と思想を舞台上に成立させるために、演出家自身が身を削り続ける行為だったと言えます。

本対談では、つかこうへいの現場で何を学び、何を受け継ぎ、そして時代が変わった今、何を問い直しているのか──。体験者であり継承者でもある逸見輝羊さんの記憶と言葉が、「つか演劇とは何だったのか」、そして「演出家が演劇を生きるとはどういうことか」を、静かに、しかし確かな強度をもって問いかけます。