Introduction
宮原奨伍プロデュースによる本企画は、
劇作家・つかこうへいの人生、作品、
そしてその根底にある哲学に迫るプロジェクト。
2026年2月、紀伊國屋ホールでの公演を目的地とし、
そこに至るまでの365日、
関係者との対談や貴重な資料、
そして宮原自身の視点を通して、
つかの創作の原動力となった情熱と葛藤を紐解いていく。
“つかこうへい”という人間の足跡を辿り、
なぜ彼の作品が今なお上演され続けているのか。
本企画では、視聴者=“旅人”もまた、
宮原と共に“つかこうへい”
そして“演劇の本質”に触れていく。
つか作品のファンはもちろん、
これまで演劇に触れる機会のなかった方々にも
劇場へ足を運んでいただき、
かつての情熱と現代演劇の魅力が
交差する空間を創ることを目指す。

つかこうへい
劇作家・演出家・小説家のつかこうへいは、1970年代から1990年代にかけて日本の演劇界に衝撃を与えた人物。 1973年初演の「熱海殺人事件」では、舞台装置に依存せず、俳優の演技を最大限に引き出す演出スタイルを確立。 日本人が抱いてきた「建前と本音」「社会の矛盾」を鋭く描き、攻撃的な笑いを交えた作風は、「つかブーム」と呼ばれる熱狂的な現象を巻き起こす。 1982年に発表した小説『蒲田行進曲』で直木賞を受賞し、その映画版は大ヒットを記録。 一時演劇活動を休止し、小説家としての道も歩むこととなったが、1995年「北区つかこうへい劇団」の旗揚げ公演を打ち、再び舞台に戻った。 2007年「紫綬褒章」を受章するなど、その功績が広く認められている。
つかこうへいを
語る旅
(ほら、
またウケてる。)
つかこうへいをテーマに、宮原奨伍がさまざまなゲストと一対一で語り合うYoutubeインタビュー企画。
つかこうへいを
読む旅
(読めば読むほど、
声が出る。)
劇作家・小説家のつかこうへいに関連する書籍を、宮原奨伍と広山詞葉が紹介し合う企画。
